2010年2月25日木曜日

術後三週間

術後三週間が経ちました。
仕事にも復帰しましたが、急に元気がでなくなったり、手足がジンジンしたりしています。
あと会議などで話し合っていると、10分くらいで声がかすれてくることもあります。
こんな状態が少し気になるものの、あとはいたって普通に過ごしています。
また、残業も避けていますし、飲み会も自重しているという状況です。
そうそう傷口ですが、想像していたよりはきれいだと自分では思っています。

2010年2月21日日曜日

入院中の食事について

入院中の食事は治療のひとつですが、やはり患者にとっては楽しみのひとつですね。
入院先の病院は、暖かいものは暖かいままに、そして冷たいものは
冷たいままに患者に配膳することをモットーにしていました。
入院当初、日ごろの不摂生が影響してカロリー制限が入って
しまいましたが、想像していたよりは楽しめました。
今回は入院期間中のメニューを写真とともに書き込みます。

一日目 (夕食のみで、カロリー制限なしでした)
最初の食事です。
午後はほとんど動いていないので、これでも多い感じでした。
が、夕食後が長いことを忘れていました。
夜中にお腹減りました・・・。





二日目 (カロリー制限開始・・・(><)
朝食です。
夜中にお腹が減ったものの、いつも朝はそれほど食べないので、量的に苦しかったですね。

昼食です。
やきそばですが、結構、量がありました。動いていないためもあったかとは思いますが・・・・。
夕食です。
少なく見えますが、体を動かすことはないのでこれで充分足りてました。
そう言えば、翌日の手術が午前中ということで21時以降、禁飲食
となりました。
水分を飲めないのが、結構つらかったですね。




三日目(この日は、手術日。朝から終日禁食です。)

四日目(手術後の流動食から開始です。)
待ちに待った朝食。
結構、量があったので驚きました。
そして、飲み込むのがつらかったです。
が、食べなくては回復しないと思って、全て完食。


昼食です。ちょっとピンボケ・・・。
三部粥です。お粥や雑炊など好きなので抵抗無く完食。

夕食です。
手術後、必ず出るうどんです。
これも結構、量がありました。
この日は、全体的に水分が多いためか思っていた以上に量が
ありました。
でも、流石に一日絶食しているので、食事が待ち遠しい状況。
家族からはただ食いしん坊なだけだねと言われてしまった。(汗)



五日目
朝食。
五日目は、終日全粥。
おかずに形が!
まだ、飲み込むと痛みがあったので、よく噛んで食べました。

昼食!
みかん!酸っぱいかと思ったら、甘かったです。

夕食です。
今度は、バナナ!1本でないところが、カロリー制限を痛感。
そうそう、このころになると、飲み込んでもあまり痛みを感じなくなっていました。





六日目(この日から普通食に戻りました。)
朝食です。
昨日までと比べると、なんか少なくない?
量の秘密は、このあとのメニューで納得。
普通食に戻った途端にカロリー制限されていることを実感。

昼食です。
またもうどんでした。
茹で方が最初のときと違いました。流石です。
術後にうどんが必ず出ると聞いていたので、まさか2回でるとは
思っていませんでした。
もちろん、美味しく全ていただきました。

夕食です。
天ぷら!これで、朝食の量に納得しました。
もっといただきたいところですが、制限されていますので
ここはがまん。
そうそう抹茶塩には、ちょっと感激でした。




七日目(退院日です。朝食のみでおしまいです。)
入院期間中の最後の食事。
ゆっくりと味わうというよりは、心は既に退院のことに集中。
さっさと完食してしまいました。

2010年2月17日水曜日

術後2週間経ちました

早いもので手術をしてから2週間が経過しました。
特に傷の痛みはないもののやはり首をかばうため、なんとなく肩こりぎみ。
手術後からする首まわりの体操を続けています。
あとこのところの冷え込むためかと思っていたのですが
異常に寒がりになりました。
おまけに手もカサカサ・・・
ひょっとして、甲状腺ホルモンの関係でしょうか?
甲状腺は手術で半分になってしまったし、今のところチラージンなしなので
多少は機能低下症のようは症状が出てもおかしくはないでしょうね。
そのうち残った甲状腺が働きだすと思います。

そういえば、医師から男性は女性と比べると残された甲状腺があまりがんばらないとか。
それを聞いていたので、即チラージン開始かなと思っていたのですが、
現時点では薬なしの状態です。
聞くところによると最初から薬を出すと、残った部分がサボルとか・・・
がんばらせるには、きっと人と同じで最初が肝心なのでしょうね。

2010年2月14日日曜日

入院回想録-術後4日目(退院)

 ちょうど先週の日曜日でした。
特に事務手続きなどはないので、朝起きて、朝食とって
あとは荷物の片付けだけです。
荷物整理ができれば、あとは迎えを待つばかり。
入院したときの緊張を思い出すと、なんか気が抜けた状態での退院でした。

 いよいよ退院と看護師さんに挨拶して一歩病院の外に出た途端、
北風が強く寒かったです。
寒いのでこの際、タクシーで!と奮発したのはいいのですが、
普段あまり使わないタクシーに乗ったのが災いしたのでしょうか、
道順をうまく説明できなかったたりと病院を出てすぐに入院ボケを痛感。

 でも、帰宅すれば、ホッとしますね。
帰宅後は、なんとなくグタ~ッと過ごしてしまった一日でした。

ということで、まだ2月だというのに、個人的な2010年重大ニュースの
上位を占めるイベントを無事終えることができました。

入院回想録-術後3日目

 この日になると管は全て取れているので歩き回ることは
支障なくできました。
ただ、甲状腺の病気の特徴で院内は女性が多く、男性にとっては歩き回るのは
ちょっと気が引ける状況でしたので、自分の病室に近い階段の昇降くらいでした。
 そして、この日は担当医から退院日が申し渡される日でした。
傷の状態も良いし血液検査の結果も良好とのことで、当初の予定とおり翌日の
日曜日に退院することとなりました。
 日曜日退院だと、退院日に実施するイベントが全て前日に繰り上がってきます。
結構、バタバタとした一日でした。

 もちろん傷のテープ交換も実施。このとき術後初めて自分の傷をじっくりと
眺めました。想像していたよりはきれいでしたし、確かに表面に縫い後はなし。
よくよく考えてみると傷が簡単に開きそうな感じはしましたが、
中でしっかりと縫い合わせてあるし、傷自体は術後24時間たてば
とりあえずくっついてくるそうなので、ひと安心。
でも、やっぱり首をグルグルと動かすのは流石にしばらくできないなあと実感。

 あとこの日は、術後初めてシャワー開始日。
やはり術後の発熱などで汗をかいていたので、シャワーを浴びてスッキリしました。
心なしか気持ちもゆったり出来て、順調な回復を実感。

 ところで、術後の薬ですが、消炎剤と胃薬のみ。片葉切除だと男性の場合、
甲状腺ホルモンが不足する傾向にあるとかで、チラージンを当初予定
していたのですが、結局、見送り。
1ヵ月後の検診結果で再調整のようです。

2010年2月13日土曜日

入院回想録-術後2日目

すでに書き込みをしているのですが、そこに書き込まなかったことで
ひとつ気がついたことがありました。
それは、首を動かさないようにあごの部分のひげを剃ろうとすると
うまく剃れないこと。
私の場合、ひげが多めなので特に悪性苦闘したのかもしれません。
この病気を宣告されてからあちらこちらのWEBやブログを拝見していた
のですが、この手の情報はなかったように記憶しています。
男性の方で手術予定されている方は、ひげ剃りにも注目です。
上を向かないでもあごの部分が見るよう、手鏡を用意すればよかったと痛感。
しばし無精ひげとすることを決心(大袈裟ですが)しました。

また、この日の11時ころドレーンがとれました。
小さいとはいえ廃液パックは気になるし、ちょっと体を動かすと
ベットの柵などのドレーンの管をひっかけてしまったりとハラハラする場面も
ありました。
やはり動きを妨げるものがなくなるとスッキリするものです。

そうそうこの廃液パックですが、病院で用意してくれたかわいらしいポシェットに
入れて、首からさげていました。
首からさげているだけなので、洗面台で前かがみになると自然と前にでてきて
結構動きが妨げられます。
そこで、上着を着てチャック閉めれば、このパックをきにせず顔を洗ったり
できました。
でも、これに気付いたのが、この日の朝。
やはり頭は働いていなかった様子です。

2010年2月12日金曜日

入院回想録-手術翌日

 手術翌日からは流動食から開始。
一日絶食していたので、お腹へってました。
ひとくち食べて飲み込むと・・・激痛とまではいかなくても
ノドというか首元に痛みが走りました。
これもリハビリの一環と考えて、時間をかけながら完食。
以降、食事のたびごとに痛みは和らいでいきました。

 声の方ですが、手術直後は甲高い声だったとか・・・。
本人は意識していませんというか憶えていないだけだと思います。
翌日は、若干かすれ気味。でも、声はでるので安心しました。

 微熱は続いていたものの特に後遺症らしきものは出ませんでした。
あとは傷の回復を図るだけということで、首に負担にかかるような
動きをしないよう注意しながら過ごした一日でした。

2010年2月10日水曜日

入院回想録-手術当日(その2)

 手術室で麻酔からの覚醒のために、看護師から声掛けされているはずなのですが
一切記憶にありません。
手術後、病室に戻ってきて、ストレッチャーからベットに移されるあたりの
記憶はうっすらとあります。
その後、しばらくは夢現の状態だったようです。
家族から声を掛けられると、動いてはいけないのに
何か身振り交えて一生懸命答えていたそうです。

 ところで、術式は甲状腺の右葉切除と前頚部リンパ節かくせいです。
アメリカでは全摘するのが基本だそうですが、日本ではどちらかというと
全摘を避ける傾向にあるようです。
どちらにせよメリット、デメリットがあるので、患者自身が納得していれば
あまり問題はないかと思います。
私の場合ももちろん納得ずくです。

 さて、手術後は、3時間はうつぶせ状態の姿勢抑制期間です。
いろいろな方から聞いていましたが、確かにこの時間が辛かったですね。
でも、3時間のうち半分くらいは麻酔の影響でうつらうつらしていましたので
いま思えば、想像していたよりは楽だったような気がします。
それに事前に腰にタオルを入れてもらえるよう頼んでおいたので
結果的に腰痛を回避することができました。

 3時間の姿勢抑制が終わると、立ち上がるまでまた3時間ほどかかります。
でも、先ほどと違ってベットの上で姿勢を変えることはできます。
ほっとして笑顔がこぼれました。

 なお、立ち上がることができるまでは、導尿されているため尿道にパイプが
入れられています。
パイプを入れる際は、全身麻酔をかけてからなので気になりませんが
覚醒しているこの時期は、やはりなんとなく違和感があるもの。
導尿解除でパイプを抜く際、人によってはかなり痛みがあるそうですが、
私の場合は、気にならない状況でした。

 ということで、術後6時間を経過して、ようやく自力歩行開始。
手術のため熱も出ていましたが、動けるということで
気分がさらに軽くなりました。

入院回想録-手術当日(その1)

先週の水曜日に手術してから一週間が立ちました。
あのとこは結構緊張していましたが、過ぎてしまえばどうってことはなかったなと思います。
終わってしまったから言えるだけかもしれませんね。

さて、手術当日を振り返ってみると・・・

朝、6:30 に起床。
7:00から検温などのバイタルサインの確認。
8:00から朝食。
9:30くらいから点滴用の針を指したり、術前の説明があったりとだんだんと慌しくなっていきました。
10:00ころ術衣への着替えの案内が・・・。
そういえばこのときパンツとして紙製のものを着用したのですが、ヘンな気持ちでしたね。
経験しないと分からないかもしれませんが、ちょっと透けてるし・・・。
あと血栓防止に弾性ストッキングを着用。これまた男性にとっては、履きにくいものでした。

身支度が整い、家族も来て待っていると、看護師から「そろそろ行きましょう」と声がかかりました。
病室から手術室までは徒歩です。
TVで見るようなストレッチャーでの移動でなかったので、かなり気軽な感じ。
乗ったエレベータには他の患者さんの付き添いの方も居て、
私を見た瞬間、なんと言ってよいのか戸惑っているようでした。

銀色に輝く手術室の扉の前でちょっと待って、扉が開いて入室。
緑のカーテンがかかっていて奥の様子はわからず、用意してあった椅子に腰掛けながら
術衣の着方を前から羽織るように変えて、担当看護師に促されながら
いよいよ手術台へ・・・・

よく見るとこの手術台が狭かったですね。
寝返りは絶対できない幅しかありません。
心電図などつけながら横になって、手術台から手が落ちないように軽く縛って
酸素マスクが口元にあてがわれながら、
「麻酔・・(確か薬剤の名前でした)はいります」
「はい、深呼吸してくださいね」
・・・
ふた呼吸もすると意識は飛んでいました。

2010年2月9日火曜日

入院回想録-手術前まで

本当なら入院中に書き込むつもりでしたが、
結局書き込めなかったので、回想録的にこれから数回に分かり書き込みます。

まずは、入院から手術前までです。
入院までに必要な検査は全て終わっていたので、特にこれといったイベントもなく
のんびりと過ごせました。

また、この病気は性差が大きくでる傾向にあることを入院時にさらに実感しました。
なぜかというと4人部屋に入ったのですが、初日から手術後2日目まで
私一人の個室状態でした。

ほかの患者さんからの話でも、男性部屋が満員になったことはないとか。
部屋の環境だけでなく、医師や看護師の方々も親切かつ細やかな気遣いを
していただけたので、ホントに個室の必要性はないと感じました。

2010年2月7日日曜日

無事、退院

当初の予定通り、今日、退院できました。
体力はさほど落ちていないと思っていたのですが、
陽光がやけにまぶしく感じたり、北風の突風が体に突き刺さるように感じたりと
やはり自分の体力が落ちているようです。
入院中に感じたことなどは次回書き込み時にしたいと思います。

2010年2月5日金曜日

術後二日目

2月3日に手術して二日目の朝を迎えました。
手術は思っていたほど辛くはありませんでした。
というか全身麻酔なのでふたこきゅう目には記憶が飛んでいました。
まだドレーンが着いているので動きにくいですが、歩ける状態です。

2010年2月2日火曜日

入院二日目

明日はいよいよ手術です。血液検査でひっかかった部分を除けば、順調に進んでいます。
手術前に入浴できたのも助かりました。
明日に備えて今日はゆっくりとします。

2010年2月1日月曜日

これから入院です

これから入院です。
体にメスが入るので、やはり良い気持ちはしませんね。
しかし、取らなければ将来後悔する可能性が高いと考えています。
前向きに考えて、積極治療を選択しました。
あとは医師に任せて心配せず、早く日常生活に戻るよう回復に努めます。