2010年12月24日金曜日

術後10ヶ月

先月に続き、また書き込みが遅れてしまいました。
書き込みを忘れてしまうほど、ごく普通に生活している証拠だと思います。

でも、再発とか転移という言葉には敏感になっているのも事実です。
特に何かの拍子に肋骨に痛みを感じ、それが数日続くとなんとなく頭の中をよぎります。
次回の2月検診の目的の一つに再発、転移の有無確認があるからだとは思います。

何事も前向きに考えて、新年を迎えます。

2010年11月29日月曜日

術後9ヶ月

書き込みが遅れましたが、11月4日に定期検診に行ってきました。
手術の傷痕も柔らかく、状態は良好とのことでした。
気になっていた痛みのことを相談すると、どうしても癒着をさけることができないことが、動かすときの痛みにつながるとのこと。
まあ、これも日にち薬ということで、そのうち気にならなくなるでしょう。

2010年10月17日日曜日

不安定かも

季節の変り目だからではないと思いますが
このところちょっと精神的に不安定のような気がします。
妙にテンションが高かったり、落ち込んでしまったり。。。
甲状腺が半分残っている上、チラージンも服用しているので
この部分は問題なさそうな感じです。

でも、最近、転移とか再発というキーワードにちょっと敏感です。
ここ2ヶ月弱は、首の違和感も以前に比べると強く感じています。

「まさか・・・?」ということを無意識に考えて、それが不安定さに
つながっているのでしょう。

気持ちを切替えて、ポジティブに考えた方が良いのでしょうが、
こういう感じで書き込んでいてもちょっと気持ちがふらつきます。

う~ん、困ったもんですが、積極的に気分転換しながら
来月の定期検査時、ちょっと相談してみます。

2010年10月3日日曜日

術後8ヶ月経過

10月に入ったもののまだ夏の名残のような陽気が続いている東京です。
さて、今日であの手術から8ヶ月が経過しました。
首の傷は、普段は目立たないのですが、アルコールが入ると
血行がよくなるためか赤い筋としてその存在を主張するようになります。
手術のことを知っている人と飲む場合はよいのですが、
手術を知らない人と飲む場合は要注意。
傷の話からちょっとしんみりとした流れになってしまいます。

傷の見た目はこんな感じですが、気温が下がると傷跡が
つれるような感じがでています。
気のせいかと思っていたのですが、気温が20度を切ると
なんとなく手術したあたりに違和感を覚えるようになります。
おまけに動きがぎこちなくなるような気もしています。
どういう状況かというと首を左右に振ると
手術をした側はあまり後ろまで首が回らないのです。
夏場は意識しなかったのですが、ちょっと不思議。

9ヶ月となる来月は通院時期。
ちょっと首の違和感の件は、担当医に相談してみます。

2010年9月5日日曜日

術後7ヵ月後検診結果

昨日で手術後7ヶ月を経過しました。
最近は、水泳などごく普通に運動してます。
が、負荷をややかけるような運動量になりつつあります。
そのためか、時々首の手術痕まわりの筋というか皮膚というか
ピリピリっと・・・・
そういえば、手術後していた首のストレッチなどしていないですね・・・
やはり意識的にストレッチをした方が良いような気がします。

2010年8月5日木曜日

術後6ヵ月後検診結果

今日、検診してきました。
昨夜は、仕事の関係で宴席がありちょっと遅かったので
朝が辛かったですが・・・・

結果は、予測通り良好とのこと。
首の動きなどの違和感は、6ヶ月目を境に良くなってくるとのことでした。
そう言えば手術跡の傷は、固くなっておらず
医師から良好とも言われました。
やはりかなり状態は良いようです。
また、甲状腺ホルモンなども状態はよく
チラージンS50の1錠/日は継続。

しかし、最近、飲み忘れそうになることが多くなってきました。
これも回復してきた証拠なのでしょうね。

2010年8月4日水曜日

術後6ヶ月経過

今日で術後6ヶ月が経ちました。
傷は、風呂に入ったり、お酒を飲んだりして、血行が良くなると赤みが目立ってきますが、
普段は目立たなくなってきました。
かなり個人差があるようなので、一概には言えませんが、回復は早めのように思います。
ただ、首の柔軟性はまだまだですね。
特に上を向くなど頭を持ち上げる動作をするときは、
可動域がもとに戻っていないことを実感します。
あとここにきて、術部周辺で短時間ですが、時々痛みを感じます。
手術で傷んだ細かな神経がつながりはじめているのでしょうか?
明日は定期通院日なのですが、この状態だと異常なしの診断となることでしょう。

2010年7月4日日曜日

術後5ヶ月

手術後5ヶ月が経ちました。
傷の赤みが薄くなってきましたが、なぜかここに来てかゆみが出てきました。
蒸暑くて汗をかくのでそのためかと思っていましたが、
気にしてみると丁度、傷のあたり。
手術できられた細かな神経が戻ってきているのかもしれません。

あと連日の蒸暑さにとうとう負けて泳ぎに行きだしました。
流石に日に焼けないようにラッシュガードを着て、
首元を保護しています。

男なのでそんなに気にすることはないかなと思いつつ、
「日に焼けると傷跡にメラニンが集まって、黒い筋になるからね」と
入院中に忠告を受けたことを思い出して
やはり極力日には焼けないよう注意しようと思っている今日この頃です。

首のツッパリ感やときどき声が出にくくなることなど
ちょっとしたところで気になることもまだありますが、
いたって健康そのもの・・・・・

と言いたかったのですが、会社の健康診断で腎臓に石らしき影が・・・
結石ができやすい体質のようなので水分補給など気をつかっていたのですが
もっと水分をとった方が良さそうです。

そう言えば、甲状腺絡みでも結石が出来やすくなるとか担当医が言ってましたが
はてさてどうなんでしょうね。

とにかくあの激痛をまた味合わなくても済むように
水分補給をこまめにとらないとね。

2010年6月22日火曜日

梅雨時のため?

湿気や気圧の影響でしょうか、梅雨入りしてから首の突っ張り感が強くなった気がします。
手術からすでに5ヶ月が過ぎようとしているのにこんな症状が出てきたので、ちょっと驚いています。
おまけに手術あとは日焼けを避けた方が良いということで、今年の夏は海に出掛けることを避けないとと思っています。
ちょっとテンション下げ気味の今日このごろです。

2010年6月4日金曜日

術後4ヶ月

久しぶりの書き込みです。摘出手術から4ヶ月がたちました。
傷は、まだ赤みはあるものの、他人には言わなければ気が付くことがほぼなくなりました。
でも、陽気が良くなって汗をかくためか、きずのあたりがかゆいことがよくあります。
あと首の皮膚感覚の違和感は慣れたとはいえ、毎日のひげそりでは気になってしまいます。
やはり医師の話したとうり完全になくなることはなさそうです。

2010年5月3日月曜日

術後3ヶ月経過しました

 5月に入ったと思ったら、春というか初夏モードですね。
で、ふと気付いたら、術後3ヶ月が経ちました。
今から3ヶ月前、確か東京に雪が降るような寒い時期の手術でしたが、
今ではそれがうそのような暖かさ(暑さかもしれませんが)ですね。

 特に困るような後遺症は出ていませんが、なんとなくむせることが多くなった
ような気がしています。
あと雨の日や気温か低く寒いと感じるときは、やはり手術の傷を意識することが多いですね。
痛いというよりは、ムズムズという感じがあっているかもしれません。
なんとなくですが、傷跡が自己主張するような感じがしてます。

 体力的にはすっかり回復してますが、手術前よりは体力増強を意識します。
なるべく体を動かすというかやや自己流ですが筋トレと柔軟を手術前より
意識して実践しています。
登山とまではいかないので、ハイキングレベルで山歩きを復活しようと思っています。
ということで、この連休も奥多摩方面に出かけました。
やはり体にメスが入ると、「健康」とか「体力」ということを意識してしまいますね。

・・・そう言えば、私はこれが2度目のメス。
1度目は子供の頃の虫垂炎・・・。
ということは、意識するようになったのは、メスが入ったことよりも
年齢的な面が強いのかもしれません。

そうそう連休明けに定期検診ですので、その結果は、また後日掲載したいと思います。

2010年4月3日土曜日

術後2ヶ月

あっと言う間に桜が満開になりました。
平年より4日ほど早い満開時期だそうです。
そして、手術からも2ヶ月があっと言う間に経過しました。

首の傷は、赤く腺になっていたものが、
少しづつですが元の皮膚の色に近くなってきています。
でも、寒い日や雨が降った日、仕事で疲れているときなどは
手術後につっぱり感がでてきますね。
おまけに夕方になると出ていた声のかすれですが、これはあまり変化なし。

あと甲状腺をとった部分を上から触ると、ゴツゴツ感がします。
ああ、ここをとったのかということが手の感触で伝わってきますよ。

と書いていると回復が充分じゃなさそうに思われるかもしれませんが、
仕事でも手術前のように残業してますし、
お酒ももとどおりに飲むようになってますので、
回復してると言っていいでしょう。

だからと言って、ハメをはずすわけにはいかないようです。
別件で血液検査したら、コレステロールが高くなってまいた。
医師からは、
 「術後の影響かもしれないので、しばらく様子見ましょう」
ということになっています。
確かに体重を落とすことが以前より難しくなってますね。
年のせいかと思っていたのですが、この医師からも
太りやすくなっているからカロリー量に気をつけるようにと
しっかりと注意されました。

2010年3月14日日曜日

手術後5週間経過しました

すっかり春めいてきましたね。
今年の東京の桜開花予想は、3月21日とか。

おっと、もうすぐですね・・・

ところで、なんとなく最近、声が嗄れるように出しにくいときがあります。
もともと花粉症持ちなので、今の時期はなんとなくノドの調子も悪くなるのですが
ちょっとそれとは違うような感覚です。
打合せなど人の話をする機会が多いので、ちょっと閉口しています。
これも手術の後遺症なのでしょうかね。

そうそう手術前に戻ったつもりで、ちょっと遅くまで残業して帰宅すると
急に眠気を催すことも多々あります。
手術する前にはそんなことは無かったので、
やはり手術前の体力まで回復しきれていないようです。

でも、きっと桜の咲くころには、もとに戻っていることでしょう。
あと桜の開花まではあと少しだと思うので、
それまでは飛ばし過ぎないようにしないとね。

2010年3月4日木曜日

手術後1ヶ月

術後1ヶ月の定期検診でした。
傷の回復は順調とのことで、丁度今の時期、肉が盛り上がってくる時期とか。
傷を保護しているテープは、傷の治り状態からすると特にしなくても良いとのこと。
でも張り続けても問題はないし、テープを張っていること自体は傷に良いこと
だそうなので、もう少し張り続けます。
(寝ている間などに無意識に手で掻いているようなので・・・)

あと摘出したブツの病理結果も詳しく聞いてきました。
しこりは乳頭癌で確定、ただし摘出したリンパ節からは残念ながら転移が
確認されました。
ということで、予定どおりチラージン開始となりました。

2010年2月25日木曜日

術後三週間

術後三週間が経ちました。
仕事にも復帰しましたが、急に元気がでなくなったり、手足がジンジンしたりしています。
あと会議などで話し合っていると、10分くらいで声がかすれてくることもあります。
こんな状態が少し気になるものの、あとはいたって普通に過ごしています。
また、残業も避けていますし、飲み会も自重しているという状況です。
そうそう傷口ですが、想像していたよりはきれいだと自分では思っています。

2010年2月21日日曜日

入院中の食事について

入院中の食事は治療のひとつですが、やはり患者にとっては楽しみのひとつですね。
入院先の病院は、暖かいものは暖かいままに、そして冷たいものは
冷たいままに患者に配膳することをモットーにしていました。
入院当初、日ごろの不摂生が影響してカロリー制限が入って
しまいましたが、想像していたよりは楽しめました。
今回は入院期間中のメニューを写真とともに書き込みます。

一日目 (夕食のみで、カロリー制限なしでした)
最初の食事です。
午後はほとんど動いていないので、これでも多い感じでした。
が、夕食後が長いことを忘れていました。
夜中にお腹減りました・・・。





二日目 (カロリー制限開始・・・(><)
朝食です。
夜中にお腹が減ったものの、いつも朝はそれほど食べないので、量的に苦しかったですね。

昼食です。
やきそばですが、結構、量がありました。動いていないためもあったかとは思いますが・・・・。
夕食です。
少なく見えますが、体を動かすことはないのでこれで充分足りてました。
そう言えば、翌日の手術が午前中ということで21時以降、禁飲食
となりました。
水分を飲めないのが、結構つらかったですね。




三日目(この日は、手術日。朝から終日禁食です。)

四日目(手術後の流動食から開始です。)
待ちに待った朝食。
結構、量があったので驚きました。
そして、飲み込むのがつらかったです。
が、食べなくては回復しないと思って、全て完食。


昼食です。ちょっとピンボケ・・・。
三部粥です。お粥や雑炊など好きなので抵抗無く完食。

夕食です。
手術後、必ず出るうどんです。
これも結構、量がありました。
この日は、全体的に水分が多いためか思っていた以上に量が
ありました。
でも、流石に一日絶食しているので、食事が待ち遠しい状況。
家族からはただ食いしん坊なだけだねと言われてしまった。(汗)



五日目
朝食。
五日目は、終日全粥。
おかずに形が!
まだ、飲み込むと痛みがあったので、よく噛んで食べました。

昼食!
みかん!酸っぱいかと思ったら、甘かったです。

夕食です。
今度は、バナナ!1本でないところが、カロリー制限を痛感。
そうそう、このころになると、飲み込んでもあまり痛みを感じなくなっていました。





六日目(この日から普通食に戻りました。)
朝食です。
昨日までと比べると、なんか少なくない?
量の秘密は、このあとのメニューで納得。
普通食に戻った途端にカロリー制限されていることを実感。

昼食です。
またもうどんでした。
茹で方が最初のときと違いました。流石です。
術後にうどんが必ず出ると聞いていたので、まさか2回でるとは
思っていませんでした。
もちろん、美味しく全ていただきました。

夕食です。
天ぷら!これで、朝食の量に納得しました。
もっといただきたいところですが、制限されていますので
ここはがまん。
そうそう抹茶塩には、ちょっと感激でした。




七日目(退院日です。朝食のみでおしまいです。)
入院期間中の最後の食事。
ゆっくりと味わうというよりは、心は既に退院のことに集中。
さっさと完食してしまいました。

2010年2月17日水曜日

術後2週間経ちました

早いもので手術をしてから2週間が経過しました。
特に傷の痛みはないもののやはり首をかばうため、なんとなく肩こりぎみ。
手術後からする首まわりの体操を続けています。
あとこのところの冷え込むためかと思っていたのですが
異常に寒がりになりました。
おまけに手もカサカサ・・・
ひょっとして、甲状腺ホルモンの関係でしょうか?
甲状腺は手術で半分になってしまったし、今のところチラージンなしなので
多少は機能低下症のようは症状が出てもおかしくはないでしょうね。
そのうち残った甲状腺が働きだすと思います。

そういえば、医師から男性は女性と比べると残された甲状腺があまりがんばらないとか。
それを聞いていたので、即チラージン開始かなと思っていたのですが、
現時点では薬なしの状態です。
聞くところによると最初から薬を出すと、残った部分がサボルとか・・・
がんばらせるには、きっと人と同じで最初が肝心なのでしょうね。

2010年2月14日日曜日

入院回想録-術後4日目(退院)

 ちょうど先週の日曜日でした。
特に事務手続きなどはないので、朝起きて、朝食とって
あとは荷物の片付けだけです。
荷物整理ができれば、あとは迎えを待つばかり。
入院したときの緊張を思い出すと、なんか気が抜けた状態での退院でした。

 いよいよ退院と看護師さんに挨拶して一歩病院の外に出た途端、
北風が強く寒かったです。
寒いのでこの際、タクシーで!と奮発したのはいいのですが、
普段あまり使わないタクシーに乗ったのが災いしたのでしょうか、
道順をうまく説明できなかったたりと病院を出てすぐに入院ボケを痛感。

 でも、帰宅すれば、ホッとしますね。
帰宅後は、なんとなくグタ~ッと過ごしてしまった一日でした。

ということで、まだ2月だというのに、個人的な2010年重大ニュースの
上位を占めるイベントを無事終えることができました。

入院回想録-術後3日目

 この日になると管は全て取れているので歩き回ることは
支障なくできました。
ただ、甲状腺の病気の特徴で院内は女性が多く、男性にとっては歩き回るのは
ちょっと気が引ける状況でしたので、自分の病室に近い階段の昇降くらいでした。
 そして、この日は担当医から退院日が申し渡される日でした。
傷の状態も良いし血液検査の結果も良好とのことで、当初の予定とおり翌日の
日曜日に退院することとなりました。
 日曜日退院だと、退院日に実施するイベントが全て前日に繰り上がってきます。
結構、バタバタとした一日でした。

 もちろん傷のテープ交換も実施。このとき術後初めて自分の傷をじっくりと
眺めました。想像していたよりはきれいでしたし、確かに表面に縫い後はなし。
よくよく考えてみると傷が簡単に開きそうな感じはしましたが、
中でしっかりと縫い合わせてあるし、傷自体は術後24時間たてば
とりあえずくっついてくるそうなので、ひと安心。
でも、やっぱり首をグルグルと動かすのは流石にしばらくできないなあと実感。

 あとこの日は、術後初めてシャワー開始日。
やはり術後の発熱などで汗をかいていたので、シャワーを浴びてスッキリしました。
心なしか気持ちもゆったり出来て、順調な回復を実感。

 ところで、術後の薬ですが、消炎剤と胃薬のみ。片葉切除だと男性の場合、
甲状腺ホルモンが不足する傾向にあるとかで、チラージンを当初予定
していたのですが、結局、見送り。
1ヵ月後の検診結果で再調整のようです。

2010年2月13日土曜日

入院回想録-術後2日目

すでに書き込みをしているのですが、そこに書き込まなかったことで
ひとつ気がついたことがありました。
それは、首を動かさないようにあごの部分のひげを剃ろうとすると
うまく剃れないこと。
私の場合、ひげが多めなので特に悪性苦闘したのかもしれません。
この病気を宣告されてからあちらこちらのWEBやブログを拝見していた
のですが、この手の情報はなかったように記憶しています。
男性の方で手術予定されている方は、ひげ剃りにも注目です。
上を向かないでもあごの部分が見るよう、手鏡を用意すればよかったと痛感。
しばし無精ひげとすることを決心(大袈裟ですが)しました。

また、この日の11時ころドレーンがとれました。
小さいとはいえ廃液パックは気になるし、ちょっと体を動かすと
ベットの柵などのドレーンの管をひっかけてしまったりとハラハラする場面も
ありました。
やはり動きを妨げるものがなくなるとスッキリするものです。

そうそうこの廃液パックですが、病院で用意してくれたかわいらしいポシェットに
入れて、首からさげていました。
首からさげているだけなので、洗面台で前かがみになると自然と前にでてきて
結構動きが妨げられます。
そこで、上着を着てチャック閉めれば、このパックをきにせず顔を洗ったり
できました。
でも、これに気付いたのが、この日の朝。
やはり頭は働いていなかった様子です。

2010年2月12日金曜日

入院回想録-手術翌日

 手術翌日からは流動食から開始。
一日絶食していたので、お腹へってました。
ひとくち食べて飲み込むと・・・激痛とまではいかなくても
ノドというか首元に痛みが走りました。
これもリハビリの一環と考えて、時間をかけながら完食。
以降、食事のたびごとに痛みは和らいでいきました。

 声の方ですが、手術直後は甲高い声だったとか・・・。
本人は意識していませんというか憶えていないだけだと思います。
翌日は、若干かすれ気味。でも、声はでるので安心しました。

 微熱は続いていたものの特に後遺症らしきものは出ませんでした。
あとは傷の回復を図るだけということで、首に負担にかかるような
動きをしないよう注意しながら過ごした一日でした。

2010年2月10日水曜日

入院回想録-手術当日(その2)

 手術室で麻酔からの覚醒のために、看護師から声掛けされているはずなのですが
一切記憶にありません。
手術後、病室に戻ってきて、ストレッチャーからベットに移されるあたりの
記憶はうっすらとあります。
その後、しばらくは夢現の状態だったようです。
家族から声を掛けられると、動いてはいけないのに
何か身振り交えて一生懸命答えていたそうです。

 ところで、術式は甲状腺の右葉切除と前頚部リンパ節かくせいです。
アメリカでは全摘するのが基本だそうですが、日本ではどちらかというと
全摘を避ける傾向にあるようです。
どちらにせよメリット、デメリットがあるので、患者自身が納得していれば
あまり問題はないかと思います。
私の場合ももちろん納得ずくです。

 さて、手術後は、3時間はうつぶせ状態の姿勢抑制期間です。
いろいろな方から聞いていましたが、確かにこの時間が辛かったですね。
でも、3時間のうち半分くらいは麻酔の影響でうつらうつらしていましたので
いま思えば、想像していたよりは楽だったような気がします。
それに事前に腰にタオルを入れてもらえるよう頼んでおいたので
結果的に腰痛を回避することができました。

 3時間の姿勢抑制が終わると、立ち上がるまでまた3時間ほどかかります。
でも、先ほどと違ってベットの上で姿勢を変えることはできます。
ほっとして笑顔がこぼれました。

 なお、立ち上がることができるまでは、導尿されているため尿道にパイプが
入れられています。
パイプを入れる際は、全身麻酔をかけてからなので気になりませんが
覚醒しているこの時期は、やはりなんとなく違和感があるもの。
導尿解除でパイプを抜く際、人によってはかなり痛みがあるそうですが、
私の場合は、気にならない状況でした。

 ということで、術後6時間を経過して、ようやく自力歩行開始。
手術のため熱も出ていましたが、動けるということで
気分がさらに軽くなりました。

入院回想録-手術当日(その1)

先週の水曜日に手術してから一週間が立ちました。
あのとこは結構緊張していましたが、過ぎてしまえばどうってことはなかったなと思います。
終わってしまったから言えるだけかもしれませんね。

さて、手術当日を振り返ってみると・・・

朝、6:30 に起床。
7:00から検温などのバイタルサインの確認。
8:00から朝食。
9:30くらいから点滴用の針を指したり、術前の説明があったりとだんだんと慌しくなっていきました。
10:00ころ術衣への着替えの案内が・・・。
そういえばこのときパンツとして紙製のものを着用したのですが、ヘンな気持ちでしたね。
経験しないと分からないかもしれませんが、ちょっと透けてるし・・・。
あと血栓防止に弾性ストッキングを着用。これまた男性にとっては、履きにくいものでした。

身支度が整い、家族も来て待っていると、看護師から「そろそろ行きましょう」と声がかかりました。
病室から手術室までは徒歩です。
TVで見るようなストレッチャーでの移動でなかったので、かなり気軽な感じ。
乗ったエレベータには他の患者さんの付き添いの方も居て、
私を見た瞬間、なんと言ってよいのか戸惑っているようでした。

銀色に輝く手術室の扉の前でちょっと待って、扉が開いて入室。
緑のカーテンがかかっていて奥の様子はわからず、用意してあった椅子に腰掛けながら
術衣の着方を前から羽織るように変えて、担当看護師に促されながら
いよいよ手術台へ・・・・

よく見るとこの手術台が狭かったですね。
寝返りは絶対できない幅しかありません。
心電図などつけながら横になって、手術台から手が落ちないように軽く縛って
酸素マスクが口元にあてがわれながら、
「麻酔・・(確か薬剤の名前でした)はいります」
「はい、深呼吸してくださいね」
・・・
ふた呼吸もすると意識は飛んでいました。

2010年2月9日火曜日

入院回想録-手術前まで

本当なら入院中に書き込むつもりでしたが、
結局書き込めなかったので、回想録的にこれから数回に分かり書き込みます。

まずは、入院から手術前までです。
入院までに必要な検査は全て終わっていたので、特にこれといったイベントもなく
のんびりと過ごせました。

また、この病気は性差が大きくでる傾向にあることを入院時にさらに実感しました。
なぜかというと4人部屋に入ったのですが、初日から手術後2日目まで
私一人の個室状態でした。

ほかの患者さんからの話でも、男性部屋が満員になったことはないとか。
部屋の環境だけでなく、医師や看護師の方々も親切かつ細やかな気遣いを
していただけたので、ホントに個室の必要性はないと感じました。

2010年2月7日日曜日

無事、退院

当初の予定通り、今日、退院できました。
体力はさほど落ちていないと思っていたのですが、
陽光がやけにまぶしく感じたり、北風の突風が体に突き刺さるように感じたりと
やはり自分の体力が落ちているようです。
入院中に感じたことなどは次回書き込み時にしたいと思います。

2010年2月5日金曜日

術後二日目

2月3日に手術して二日目の朝を迎えました。
手術は思っていたほど辛くはありませんでした。
というか全身麻酔なのでふたこきゅう目には記憶が飛んでいました。
まだドレーンが着いているので動きにくいですが、歩ける状態です。

2010年2月2日火曜日

入院二日目

明日はいよいよ手術です。血液検査でひっかかった部分を除けば、順調に進んでいます。
手術前に入浴できたのも助かりました。
明日に備えて今日はゆっくりとします。

2010年2月1日月曜日

これから入院です

これから入院です。
体にメスが入るので、やはり良い気持ちはしませんね。
しかし、取らなければ将来後悔する可能性が高いと考えています。
前向きに考えて、積極治療を選択しました。
あとは医師に任せて心配せず、早く日常生活に戻るよう回復に努めます。

2010年1月17日日曜日

手術前説明

1/14に手術前説明を受けて来ました。
目新しいことはなく、これまで医師より説明を受けていた内容通りでした。
ただし、完治判断をするのは、術後15年経過しないとできないということでした。
通っている病院での統計からすると時間スケールとしてはそのくらいになるそうです。
甲状腺乳頭癌の性質、リンパ節へに転移しやすいという面がでているようです。

逆に手術時間は、当初より短そうで1時間30分くらいとの説明を受けました。
やはり早期発見ができ、現時点では術前検査で他への転移なしということが
良かったのだと思います。

病気については、罹ってから治療するという守りの姿勢ではなく
罹らないように定期的に健康診断を受診するという攻めの姿勢が
大切と思います。

2010年1月9日土曜日

精密検査の結果(その2)

「エコー下穿刺吸引細胞診」の結果ですが
医師からは「残念ながら悪性です」ということでした。

ところで、腫瘍自体は実は3つ(右2、左1)あり、そのうち怪しそうな右の1つ
(大きさは7.6ミリ)を実施しました。
正式には、乳頭癌というタイプでした。
調べてみると、癌ではあるものの性質としてはかなり予後の良いタイプという
ことでですがやはり「癌」は「癌」。
医師から言われた瞬間、頭の中は真っ白で、気がついたら入院手続きまで
していました。
この時点は2009年8月でしたが、ベットの空き状況から、手術予定は
2010年2月となりました。

性質が良いタイプで大きさが10ミリ以下のため、6ヶ月くらい先伸ばしした
としても、問題はないとのことでしたが、
待つ身にとっては精神的に不安定になりますね。

2010年1月3日日曜日

精密検査の結果

検診先から紹介された病院は、甲状腺の専門病院です。
この専門病院での最初の診断は、「結節性甲状腺腫」でした。
この時点では、良性とも悪性とも診断がつかないので精密検査をすることになりました。
精密検査の方法は、「エコー下穿刺吸引細胞診」というものです。
エコーをしながら、ターゲットの腫瘍に注射針より細い針を刺して、細胞の一部を吸い取って培養検査するものです。

2010年1月2日土曜日

生活習慣病検診結果

2009年6月に会社で受診した生活習慣病検診で甲状腺に腫瘍らしきものが見つかりました。

このとき以降の様子を遅ればせながら、ブログに綴っていくことにします。



このときに発見されたのは、偶然と言ってよいと思います。

たまたま動脈硬化の状況を頸動脈エコーにて診断するという検査メニューで異常が見つかったものです。


発見当初、エコー診断した検査技師が医師と相談している様子を見ることができたのですがまさか自分だとは思ってもいませんでした。